日本ケミカルバイオロジー学会 第10回年会
10th Annual Meeting of Japanese Society for Chemical Biology

ご挨拶

この度、平成27年6月10日(水)〜 12日(金)に、東北大学川内キャンパス萩ホールにおきまして、日本ケミカルバイオロジー学会 第10回年会を開催させて頂く事となりました。謹んでご案内申し上げます。

日本ケミカルバイオロジー学会(JSCB)は、2005年に発足したケミカルバイオロジー研究会を前身として2008年に設立され、日本におけるケミカルバイオロジー研究の推進と発展に大きく貢献して参りました。また、毎年開催される年会は、研究者の情報交換、交流の場としての大切な役割を果たしております。本年初めて、関東・関西圏を離れた仙台の地、東北大学で開催させて頂くことになりました。

東北大学は日本で3番目に設立された帝国大学であり、初期に設立された理科大学では、真島利行教授によって生体由来の有機化合物を研究対象とする天然物有機化学が盛んに研究され、これは、今日の理工学系有機化学の源流となりました。この東北大学で、生命科学領域の幅広い分野の研究が熱く議論される日本ケミカルバイオロジー学会第10回年会を開催させて頂ける事に、大きな喜びと責任を感じております。先の東日本大震災では、東北地方の各大学も大きな被害を受けましたが、新たな心意気で研究環境の再整備に努めて参りました。今回の学会開催は、ケミカルバイオロジー学会から東北地方へのエールと受け取っており、感謝の念に堪えません。

日本ケミカルバイオロジー学会は、世界初のケミカルバイオロジーの総括的学会組織として設立されました。その意味でも、ケミカルバイオロジー研究における日本の果たす役割はますます重くなっています。本年の年会では創薬科学はもちろんのこと、様々な視点からとらえられたケミカルバイオロジー研究について、参加者の皆様に活発にご議論いただき、我が国のケミカルバイオロジー研究がさらに盛り上がる機会となりますよう、実行委員一同精一杯準備を進めて参る所存です。

皆様の絶大なるご支援とご協力を賜りますよう、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

日本ケミカルバイオロジー学会 第10回年会
年会長
上田 実
(東北大学・大学院理学研究科)

上田 実