日本ケミカルバイオロジー学会 第6回年会
6th Annual Meeting of Japanese Society for Chemical Biology

ご挨拶

この度、「日本ケミカルバイオロジー学会」第6回年会を2011年5月、東京工業大学大岡山キャンパスにて開催する運びとなりました。

日本における、ケミカルバイオロジー学会が創立し、研究会時代も含めますとこの年会で6年目を迎えることとなります。本学会の会員も年々増加しており、次第に企業からの会員数も増えております。また、本学会に関連する研究分野は、有機合成化学、生化学、生物学、薬学、医学、農学、天然物化学、水産学、微生物学、生物工学、環境科学、工学などに多岐にまたがっています。これから学際的な連携研究が生まれ、ケミカルバイオロジーが我が国のライフイノベーションに大きく貢献することが期待されます。

特に、この分野は基礎研究の成果がすぐに応用展開に結びつくので、企業との密接な連携研究が必要になると考えられています。そこで、産学連携研究体制の構築も視野に入れて、第6回年会では、企業からの参加者をこれまで以上に増員して、産学交流の場となることを期待しています。特に、大学と企業との連携研究の有り方や、如何にして連携研究を構築し、速やかに成果を世に出せるようにするかなどを討論する機会も設けたいと思っています。我が国が掲げているライフイノベーションに貢献し、経済の活性化に少しでも結び付ければと願っています。

また、近年、研究者を志す人材が減少傾向にありますので、これからの我が国のケミカルバイオロジーを担っていく若手人材の育成に関しても、皆様に協力して頂き、多くの若手研究者や学生に参加して頂く事を願っています。

最後に、ケミカルバイオロジーが科研費の分科細目として設定されたことにより、より一層の我が国の学問水準の向上が期待され、東京工業大学で開催される日本ケミカルバイオロジー学会第6回年会には、特に、この分野における産学連携という課題を取り上げようと思っています。そこで、産学を問わず少しでも多くの皆様のご参加をお願いすると共に、独創性のある基礎研究の重要性、産学連携による応用展開の重要性を願いつつ、皆々様のご協力とご援助を心よりお願いする次第です。

日本ケミカルバイオロジー学会 第6回年会
年会長
東京工業大学
ソリューション研究機構・大学院生命理工学研究科
教授 半田 宏

半田 宏